ゴールキーパーにとって準備なくしてはボールを止めることはできません。
良い準備をするためには次に何が起こるかを予測することです。
私はコーチングをし続けることで集中を切らさずにリスクマネージメントをしていました。
構えではリラックスした状態を作ります。
構えは足の5本指で地面を噛むようにしてフラットに立ちます。
軸を保ちながら膝関節、肩関節、肘関節を力を抜いてリラックス状態にします。
リラックスした状態から100%でプレーすることが出来ます。
試合中にずっと力が入り続けていては大事な局面で100%の力を発揮することが出来ません。
そのためにはメリハリが必要です。いかにリラックス状態で構えることができるかが大切になります。
構えに力が入ってしまうと次へのプレーが遅れてしまい反応できないことがあります。反応が遅いのはなく、構えに問題がある場合があります。
構えの基本は下半身は肩幅よりやや広めに足を開き、膝を曲げます。
上半身は身体を起こし、手の位置はオーバーハンドキャッチもアンダーハンドキャッチにもどちらにも対応できる位置に置きます。
ボールを2つ持ちどちらかを落としてキャッチするトレーニングがリラックスした状態をつくることが出来ます。
まず、視線はボールを直視するのではなく、ボールとボールの間を間接視野で見ることを意識します。ボールはぼんやり見て落ちたボールに反応します。
下半身は膝を曲げて重心を下に落とすことが大切です。ストンと真下に落ちるイメージです。
ゴールキーパーにとって準備と構えは良いプレーが出来るかどうか決まると言われるくらい重要です。
正しい準備と構えを身につけてナイスプレーへと繋げよう!