置かれた立場で発揮する

U-11〜U-15の月曜スクール。

ジュニアの選手がジュニアユースの選手と一緒にプレーできることが最大のメリット。

今回は上のカテゴリーのフィールド選手のトレーニングにゴールキーパーとして参加しました。

上のカテゴリーの選手とプレーすることは挑戦です。

同じ年代ではない選手とすることはシュートスピードが違ったりと普段とは違う環境です。

その環境になると普段、声を出していた選手が声が出なかったり、何も出来ない状態で戸惑いながらプレーする姿が見られました。

慣れない環境で自分には何が出来るかを考えてプレーすることです。

最終的にゴールキーパーに求められることは「ゴールを守ること」です。

ゴールを守ることに正解も不正解もありません。

いかに自分の特徴を活かし、ゴールを守れるかです。

普段、声を出せる選手が声を出せなくなってしまったのは「不安や怖さ」が出てきて自分を活かすことが出来ていませんでした。

ゴールキーパーは一人でゴールを守っているわけではありません。

選手はそこに気づき、ジュニアユースの選手はシュートスピードやパワーがあり、フリーでシュートを打たせると止めることが難しい。

シュートを打たさないコーチングをしてゴールを守る手段に変えました。

そうすると打たさないコーチングを行うことで味方選手を動かし、シュートを自由に打たさないようにしていました。

どんな環境でも置かれた立場で自分の力を発揮する選手が求められます。

上のカテゴリーだから、上手いし、大きさが違うなど自分が何も出来ない時にはさまざまな言い訳が出てきます。

その時にこの状況で自分には何が出来るかを考えることです。

相手に自分の弱点や心理状況を見せず、常に凛として動じないゴールキーパーの姿を見せることです。

今回選手は自分が出来ることと出来ないことが明確になりました。

出来ないことが多ければ多いほど、出来ることは多くあり、向き合い出来ることの楽しさを感じることが出来ます。

引き続き、トレーニングして磨いていきましょう!

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