派遣指導〜SAKURA UNITED F.C ゴールキーパーエリートクラス〜

毎週金曜日にSAKURA UNITED F.Cの小学4年生から小学6年生のゴールキーパー選手を指導しています。

ゴールキーパービギナークラス(小学1年生〜小学3年生)ではゴールキーパーの楽しさと基礎知識を身につけ、ゴールキーパーエリートクラスではゴールキーパーの基礎と戦術を練習をしています。

エリートクラスでは自主的に取り組む選手が多く、練習の準備から何が必要か考えて自主的に準備します。

最初は準備することに時間がかかり、なかなかトレーニングをすぐに始めることが出来ない日も多くありました。

準備が出来ている日もあれば、出来ない日もあり、その度に準備の大切さを話しをしてきました。

繰り返して準備の話しをする中で今では選手が自主的に「コーチ、今日は何を準備しますか?」と聞いて準備するようになりました。

私がゴールキーパー選手に準備の重要性を伝えているかはゴールキーパーはプレーでも準備が重要なポシションです。

90分間のトレーニングの中で準備を意識する習慣と私生活で準備を意識する習慣は圧倒的に私生活の時間の方が長いため、私生活から準備を意識をすることで習慣化され自然に身に付いていき、重要な試合でその習慣が出るのです。

時間はかかりますが選手が自主的に出来るようになるとトレーニングで積極的に取り組み、習得する量も増えていきます。

ゴールキーパーエリートクラスでは技術の習得を徹底してトレーニングしています。

現在はハイボールとフロントダイビングをトレーニングしています。

ハイボールは落下地点を読むことが難しい選手が多いため、必ずハイボールのトレーニングを行い、高いボールに対して落下地点が分かってきます。

私は小学生の頃にバレーボールをしていたことと学校の休み時間に野球をしていたので落下地点を読むことが得意でした。

遊びの中から自然と落下地点を読む力がついていました。遊びの中から身につけることは大切なことだと感じています。

今は遊ぶ場所を制限されている状態で子どもの自然に身につけていく機会が減ってきていることが現状です。

トレーニングの中で運動神経を身につけていくことが必要だと感じています。

フロントダイビングでは顔を背けてブロッキングして失点する選手が多く見られたため、ゴールキーパーの特権である手を使ってボールを奪うことを磨いています。

フロントダイビングは相手のシューターが優位な状態です。

ゴールキーパーは勇気、決断、タイミングがあった時に奪うことが出来ます。

飛び出すタイミングはとても重要であり、相手の身体の動きを見て予測を立てて飛び出します。

踏み込みの距離とボールの距離が近くなったり、重心が高く脇の下を抜けてしまうことがありました。

直線的にいく助走と踏み込み距離の変えていくことと重心の位置を中重心から低重心へと変えていくと選手が力強くボールを奪いに行けるようになりました。

初めてのトレーニングではトライ&エラーの繰り返しです。

出来ないことは出来る可能性があります。

なぜ出来てなぜ出来なかったかを選手が言葉にして修正していくと頭で理解し身体で覚えていき、自分で上手く行った時も行かない時も振り返って修正することが出来ます。

出来ないことが出来たときに自信へと繋がります!

出来ないことは可能性しかありません。可能性を広げていこう!

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