派遣指導〜ゴールキーパービギナークラス〜

毎週木曜日は派遣指導でSAKURA UNITED F.Cゴールキーパービギナークラスのトレーニングを行っています。

U-7〜U-9カテゴリーの選手のゴールキーパートレーニングです。

目的はゴールキーパーを知ること、楽しむことです。

ウォーミングアップではフリスビーをキャッチする練習を行いました。

フリスビーでは落下地点を読む・足を運ぶことが自然と身に付きます。

「遊び」は危機察知能力や倒れるときに受け身の仕方など、サッカーで必要な要素が多くあります。

私の小学生の頃は自然で遊び、自然の中で運動神経が磨かれました。

現在、コロナ化で遊ぶ場所が制限され、運動する時間が減り、選手が遊びで身につけることが少なくなっています。

特にこの年代では遊ぶ中で身につけることが大切です。

選手は最初は落下地点がここだと思ったら、そこで足が止まっていることがありましたが、最後まで足を運ぶとキャッチ出来ることを伝えると最後まで足を運んでキャッチをしていました。

前回のシュート練習の際にシューターの打つタイミングが合わず、失点する場面が多々見られました。

シュートに対してタイミングを合わせることが必要だと感じ、今回はプレジャンプのトレーニングを行いました。

プレジャンプとはゴールキーパーがシュートを打たれる直前に行う小さなジャンプのことです。

プレジャンプでタイミングを取ってボールに反応します。

選手にはいつプレジャンプをするのかを細かく説明しました。プレジャンプはタイミングが重要です。

シュートを打たれた時にプレジャンプをしてしまうと足が地面から離れている状態になるのでゴールキーパーはボールに反応できません。

打たれる直前に反応することを何度もトレーニングの中で伝えていきました。

今までの基礎トレーニングでもプレジャンプを自然と入れたトレーニングを行ってきました。

実際に実践のトレーニングの中で自分の判断で取り入れていくことは今回が初めてでした。

シュート練習ではタイミングが合わず、失点は多くありましたが、今回はプレジャンプをチャレンジすることを伝えていたので、プレーしていく中で修正していきました。

その中での課題はプレジャンプを意識したため、相手との間合いを寄せず、シュートコースがあいている状態になり、失点していました。

次回はプレジャンプをいつ使うのか、なぜアプローチをして相手との間合いを寄せるのかを整理してトレーニングしていきます。

私にとっても大きな気づきとなりました。

指導者は選手に教えるだけではなく、指導している中で選手から学ぶことが多くあります。

日々の小さな気づきが選手の指導に繋がり、結果に結びつきます。

選手も指導者も成長し続ける!

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