ガールズクラスはBES10 girls football academy(ベストフットボールアカデミー)のフィールド選手のスクールと合同練習を行っています。
ガールズクラスに3名の選手が体験参加しました。
2名はゴールキーパー経験者、1名はゴールキーパー未経験者の選手。
ボールを止めることが大好きな選手が集まりました。
ガールズクラスの目的は
「チームを勝たせるゴールキーパーになる」
「基礎技術の質の向上」
「女子ゴールキーパー選手の普及」
です。
スタートは落下地点を捉える練習行いました。女子選手は空間認知能力の習得に時間がかかります。
毎回の練習の中で入れていくことで落下地点を読む力がついてきます。
私は小学生の時にバレーボールを習っていたこと、休み時間に男子と野球をしていたので落下地点に入ることは得意でした。
慣れていくためにウォーミングの中で取り入れていき、身につけていきます。
次は「構え」
構えはリラックス状態になることが大切です。
落とされたボールに反応します。
前鏡になり、力が入っていたので軸を保ちながら関節を緩めて、どこでも動けるようにすることを伝えました。
そうするとボールをキャッチできるようになりました。少しの意識で変化していきました。
身につくまでには時間がかかりますが、大事なことは意識して取り組み続けることです。
次に「オーバーハンドキャッチ」「アンダーハンドキャッチ」
キャッチできずに落としてしまうことが多くあったため、オーバーハンドキャッチでは腕を伸ばし、キャッチするときはボールを吸収すること、アンダーハンドキャッチではキャッチした後にボールを抱え込むことを意識するとボールを落とすことが少なくなりました。
意識できるまでは何回も言い続けていきます。
混合トレーニングでは切り替えの早さが大切です。
落としたボールに反応→ミニハードルを超える→正面キャッチ(オーバーハンドキャッチ・アンダーハンドキャッチ)
瞬時なボールに対応が出来るスッテプワークを身につけておくことが大切です。
ゴールキーパーはいつどんなボールがくるかわかりません。
その時にいつでも対応できる力を身につけ、どんなボールがきても反応できるように準備していきます。
3つのステーションに入るまでのステップワークの使い分けを細かく説明していくとスムーズに3つのステーションの流れが良くなりました。
この後にフィールド選手と対人からシュート、ゲームのゴールキーパーに入りました。
合同で行うことでより試合に近いトレーニングを行うことができます。
これから練習を積み重ねていき、出来ないことを出来るようにしていきます。
女子選手のゴールキーパートレーニングをしたいと思っていたことがようやく実現しました。
「ゴールキーパーはやってみたいができる環境がない、女子だけのゴールキーパートレーニングをしたい。」
そんな言葉を選手や保護者の方が話していることを何人も見てきました。
私も育成年代にゴールキーパーのガールズクラスがあったら良いなと思っていました。
今、こうして選手が集まってきて形になってきました。とても嬉しく思います!
大阪から女子選手のゴールキーパーの質を変えていきます。
そしてゴールキーパーを楽しんで欲しいと思います(^^)