SAKURA UNITED F.Cのチームの派遣指導を行なっております。ビギナークラスはU-7からU-9を対象です。
ゴールキーパーをしていて「楽しい!」と感じてもらうことが一番大切です。
サッカーを始めたと同時にゴールキーパーをやりたいと思った時にゴールキーパーの練習ができる環境が必要だと思っています。
SAKURA UNITED F.Cのビギナークラスではゴールキーパーを知って楽しむことを目的としています。
今回は「セービング」の練習をしました。セービングは見ていてカッコいい!!と言うイメージと実際にやってみると怖さがあります。
なぜ怖いのか?それはやり方を知らないから怖さが出てきます。正しいフォームを知ることで怖さから出来る楽しさに変わります。
マットを使い、体の側面から順番に倒れていくトレーニングを行いました。
グラウンダーのセービングでは低重心(低い姿勢)になることが大切です。高重心(高い姿勢)からのセービングはボールへ向かうまでに時間がかかります。
よく見られるのが高重心から落ちるため、脇の下をボールが抜けてしまうことが多くあります。いかに低重心からスタートできるかが大切です。
選手はスタートの踏み込み足から低重心になることを伝えました。細かく言葉にしてフォームを確認していくと少しずつできることが増えていきました。
ライナー(浮き球)のボールへのセービングは上から落ちるという怖さがあります。跳んだ後に腕、肩の側面から地面についていき、怪我をしない跳び方を身につけていきます。
踏み込み足を決めて大臀筋を使い、踏み込み足をボールに向かって運ぶこと、蹴り足は親指でボール方向に蹴ります。この動きを連動させて遠くに跳びます。
マットの上で練習することで跳ぶことは怖いから楽しいと感じてもらえるようにしています。
選手には踏み込み足を決めて大臀筋を使い跳ぶことを伝えました。踏み込み足と蹴り足、大臀筋を連動させることを一度伝えると、2回目からはどこを使って跳ぶかな?と質問していき、選手がポイントを言葉にして頭で整理して理解します。
指導者が難しいだろうなと思っていても実際やってみると選手は言われたことをすぐに実践し、身につけていきます。この年代(U-7〜U-9)はスポンジのように吸収する力があります。こちらが決めるのではなく、選手と一緒に創り上げていくトレーニングをしています。
基礎は繰り返して練習することで体が覚えていきます。
引き続きトレーニングしていきましょう!