尼崎月曜クラスのU–7〜U–10ではU-8の選手が入会し、入会して初めての練習となりました。
この選手は尼崎のみ希望で単発参加を選択しています。
保護者様の仕事等の関係により、通うことが難しい選手がいると思います。
その時には相談していただき、選手と保護者様と指導者で選手が練習できる環境をつくっています。
今回の練習ではフィールド選手とトレーニングする中で知識を増やしていきました。
「アプローチするタイミング」
ドリブルからシュートに対していつアプローチするのか、いつ奪いにいくのかを明確にしました。
「ビルドアップ」では足元に出す選択肢しかありませんでしたが、足元かスペースへの2つの選択肢になりました。
選択肢が増えたことにより周りを見る回数が多くなりました。
最初は呼ばれたところにパスを出し、受け手の選手とタイミングが合わず、相手に取られて失点する場面がありましたが、指導してからは足元かスペースの選択肢をもち、味方・相手の状況判断をするようになりました。
受け手の選手と合わず、取られましたがよく見て判断したと感じました。
ここではゴールキーパーと受け手の選手の連携が大切になります。
受け手の選手のジェスチャーとゴールキーパーは相手の位置、スペースを見て全体の状況を見てより良い判断をします。
全体を見て瞬時に判断することは難しいことです。
難しいからこそ、事前に見ることが大切になります。
私が選手の時には事前に情報収集することを意識していました。
事前に情報を多く得ることにより、選択肢が増えてその中でより良い判断ができます。
ゴールキーパーのフィードの役割は味方にパスを確実に繋ぐことです。
チームのゴールはゴールキーパーのフィードからスタートしています。
一本のパスからゴールにも失点にも繋がります。
多くの情報を集めてより良い選択をすることが求められます。
選手はトレーニングの終盤では味方とコミュニーションを行い、パスを通していました。
言われたことを理解してすぐに実行へ移し、実行したことを修正し、成功する!
このサイクルを早く回すことで出来ないことが出来ることが習得する量が増え、プレーの幅が広がっていきます。
選手は新たなことを身につけて笑顔で帰っていきました。
正しい知識を得ることで自信となり、自分で再現できるようになります。
限られたトレーニングの中で身につけたものを明確にすることは重要です。
その積み重ねがトレーニングの質を上げ、選手のレベルアップへと繋がります。
引き続き、トレーニングをして出来ることを増やしていきましょう!